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EBARA yoko

荏原庸公(えばら ようこう)
1976年 神奈川県川崎市生まれ。2023年10月没(享年46)。

テキスタイルデザイナー、フランス語翻訳家として活動する一方、生前ほとんど公にされることのなかった絵画作品を数多く残した画家。逝去後、遺族によって発見された約100点の絵画・デッサンは、その強い色彩と精神性で多くのアート関係者の注目を集め、2024年に遺作集『荏原庸公 絵画作品』(誠文堂新光社)が刊行された。同年、銀座での絵画展を経て、生まれ育った川崎市での初開催となる個展へとつながっている。

中学時代よりチベット仏教や真言密教に傾倒し、22歳でチベットを訪問。精神世界への探究は、抽象的な表現や色彩の奥行きとして作品に反映されている。文化学院高等科、大塚テキスタイルデザイン専門学校を卒業後、24歳で渡仏し、パリの服飾学校ステュディオ・ベルソーで学ぶ。異文化と精神性を往還しながら紡がれた絵画は、今もなお静かに人の心に語りかけている。